
オール電化費用【新築のケースを全て公開】

実際にオール電化住宅を建てて住んでいる私が説明します。
記事の後半に我が家の2年半分の光熱費を公開しています。光熱費ダウンとその秘密についてもご紹介します。
本日の記事の内容
・ オール電化とガスの導入費用の違い
・ オール電化のメリット
・ オール電化のデメリット
・ 我が家の電気料金
・ まとめ
オール電化とガスの導入費用の違いは?
オール電化導入費用
オール電化の代表的な設備としては、IHクッキングヒーターとエコキュートになります。
一般的には、エコキュートが150,000~200,000円、IHクッキングヒーターが100,000~150,000円となります。
加えて、工事費用がかかるんですが、新築の場合はオール電化の為だけに工事をする訳ではありません。
基礎、床、壁などの建築に合わせて工事も行うので、オール電化だけにかかる工事費用は見えづらくなります…。
ガス導入費用
オール電化の対抗としては、「ガス」がありますよね。
ガスの場合はガス給湯器とガスコンロになります。一般的にはガス給湯器が50,000~80,000円、ガスコンロが10,000~100,000円なので、オール電化と比べると割安に感じますね。
☞ガスコンロは値段の幅がなぜ大きい?
高価なガスコンロは温度調節機能やガラストッププレート(天板が掃除しやすい)などIHクッキングヒーターと同様の機能を持っています。シンプルな機能~充実機能まで選択肢が多いのが特徴です。
工事費用に関しては、先ほども説明したように新築では比較が難しいので外して考えていきます。
給湯 | コンロ | 工事 | |
オール電化 | エコキュート
150,000~200,000円 |
IHクッキングヒーター
100,000~150,000円 |
ー
|
ガス | ガス給湯器
50,000~80,000円 |
ガスコンロ
10,000~100,000円 |
ー |
オール電化のメリット

オール電化を選んだ人達は、導入費用とは別の価値を感じて導入していると思います。
これから、オール電化のメリットについて、ガスと比較しながら説明していきます。
使用料金
引用データ:中国電力 他熱源との光熱費比較
ガスの中でも経済的と言われている都市ガスでも年間約100,000円の差。
引用データ:中国電力 他熱源との光熱費比較
LPガス(プロパンガス)の場合は、更に値段が開いて年間約160,000円の差が出ます。
もちろん、状況によっては図の様な違いまで出ないケースもありますが、「光熱費が安くなる」ことは間違いなさそうですね。
基本使用料が一本化
オール電化の場合、ガス基本料金(使わなくてもかかる費用)の支払いがなくなります。
ガス会社や使用条件によって変わってきますが、毎月約1,000円(年間約12,000円)の基本料金が浮くかたちになります。
安全
オール電化の場合「火」を使いません。つまり、火の気がないので火事のリスクが低いと言えます。
IHの場合デコボコがないので掃除も楽々
火災保険の割引
火を使わないので、火災のリスクが低いとして割り引かれます。※全ての保険会社が対応している訳ではありません。
引用データ:SBI損保 おトクな保険料の割引
☞オール電化割引は終了の方向?
私がオール電化にしたときは「オール電化割引」という毎月10%の割引サービスがありました。ただ、現在は発電事情が変わってきたためか、新規加入は廃止されています。
お湯(水)が使える
災害などの緊急時は、貯湯タンク内にある大量のお湯を使うことができます。
ただし、飲用には向かないお湯なので、トイレ、手洗い、食器洗いなどに利用します。
お湯を利用する方法はメーカーによって違いがあるので、事前に取り扱い説明書などで確認をしておきましょう。