
限られた予算でもこだわりの浴室「反省点とポイントを解説」
限られた予算でこだわる
家を建てる方の多くがお風呂にもこだわりを持っているのではないでしょうか?ただ、予算の都合上で優先順位が下がってしまうのもお風呂が多いのでは?と感じています。
勿論、我が家も同様でした。ただ、限られた予算の中でも幾つかのポイントはこだわる事が出来ました。
TOTOで安定
TOTO製になります。工務店より指定されているので、こちらの選択権はありませんでした。家づくりの後半でしょうか?TOTOの展示場に、工務店の担当者と一緒に出掛けて詳細を詰めていきました。
大きな展示場(本社?)で、私と妻、工務店担当者、TOTO担当者にて、浴槽や蛇口の形状など実際に確認しながら決めていきます。
他のメーカーを利用した事がないので比較することは出来ませんが、特に不満も問題もありませんでした。TOTOって有名なメーカーなのも安心でしたね。
浴槽
ベーシックなモデルかなと思います。手足が伸ばせるタイプと、容量の小さな節水タイプの2種類を提案されました。当然、リラックスが目的なので、手足が伸ばせるタイプを選びました。
大人の男性でも十分に足を延ばして入ることが出来ます。油断するとお風呂の中で眠ってしまうことが多々あります。
浴室窓
浴槽に浸かりながら外を眺めたかったので、出来る限り低い位置に取り付けてもらうようにお願いしました。こちらの窓もペアガラス、アルゴンガス、Low‐E、樹脂サッシによる断熱ガラスとなっています。
反省点
窓ガラスのサイズ(高さ)は必要なかったかなと思います。普段は目隠しのルーフバーは閉めたままの状態です。つまり、採光の役割はない窓なんです。
つまり、浴槽から外を眺めるだけならば、横長の高さを抑えた窓の方が、断熱条件も含めて良かったのかなと思います…。
床
いくつかのグレードがあったと思いますが、これもベーシックなタイプを選んだと思います。特別な機能はなかったんですが、冬の冷たさもなかったですし、比較的乾きやすくもありました。
ただ、半年も使用すると石鹸カスが原因?のような汚れが出てきます。通常の洗剤では汚れが落とせないので、重曹を使ってかなり気合を入れて掃除をする必要があります。
収納棚
高い位置(鏡横)に2つ、低い位置に(床近く)に2つ設置しました。高い位置は大活躍です。収納1つにボトルを2~3個程乗せる事が出来るので、家族4人であれば必要十分です。
低い位置は必要なかったかなぁと思います。床に近くてお湯が頻繁にかかるのでカビの温床になってしまいました。今は1つは外しています。
給湯システム
我が家の給湯システムはエコキュートとOMソーラー(お湯採り)を利用しています。
エコキュートは安い夜間電力を利用して夜中にお湯を作ってしまうシステムです。最近の使用状況を踏まえて、作るお湯の量を調節する賢い奴です。
OMソーラー(お湯採り)は主に夏場に利用することが出来ます。夏場の棟温は70~80℃程になっているので、この排熱を利用するシステムです。夏場で日中晴れれば、100%お湯採りで賄うことも出来ます。
因みに災害時は、エコキュートで溜めているお湯(水)数百リットルを非常用水として利用することが出来ます。
まとめ
- 安定のTOTO製品
- 浴槽は足を伸ばせるタイプが◎
- 浴槽窓は断熱性能が重要
- 浴槽窓は目的に応じて検討⇒採光目的でなければ小さくて良い
- ベーシックタイプでも床がヒヤッとしない
- 床面近くの収納はカビや汚れの可能性大
- OMソーラーとエコキュートの給湯システムは◎