
無垢材の家の玄関~実際に住んでみて詳しく紹介します~
玄関は家の顔
玄関とは家に入った時に最初に目にする場所です。家全体の印象を決めてしまう場所でもあり、家主の家に対する考え方が表れる場所でもあります。何の変哲もないものですが、我が家の玄関について以下で説明します。
少し話しがズレますが、他の家の玄関に入った時の匂いって強く印象に残りませんか?私が子供の頃に遊びに行った友達の家の匂いは今でも覚えています。玄関の匂いもまた、家の印象を決める要素なのかもしれませんね。自分の家は慣れてしまって分からないので、ちょっと怖いなとも思います…。
来客用と家族用でスペースを分ける
玄関を決める時に、まず要望したのはスペースを2つに分けることです。
- 来客用⇒玄関扉を開けて正面。荷物や靴などは置かずにスッキリとしたスペースにする。
- 家族用⇒来客用から右手に暖簾をくぐる。下駄箱、棚、郵便受けを設置。家族の靴の脱ぎ履きを行う。
玄関って、意外に物が多くて雑多な印象になってしまうんですよね。家族用があれば、取り敢えずそちらに隠すことも出来るんで気楽なんですよね。
欠点としては、スペースを区切るので開放感がなくなることです。ただ、区切り方の工夫次第かなとも思います。我が家では、完全に仕切るのではなく上側は開放する。暖簾で緩やかに仕切るなどを行っています。
玄関の窓
玄関には2つの窓があります。
大きい窓⇒床面から天井までのはめ殺し(開かない)窓です。玄関を入って正面に設置しているので、目線が抜けて開放感を演出しています。南側の窓の為、日中は本当に明るい玄関です。
小さい窓⇒開閉可能な窓です。下駄箱などがある家族用に設置しています。匂いの籠りやすい場所でもあるので、換気用窓として利用しています。
格子ドア
玄関とリビングダイニングを繋ぐ引き戸です。同じ工務店の中でも個性が出せる部分なので様々なタイプを見てきましたが、我が家は縦に格子が入ったタイプにしました。
玄関からは直角の位置にあるので、来客者から室内が見えることはありません。
和室引き戸
和室に直接通じる引き戸です。来客が来た時に、リビングを通らずに案内することが出来るので便利です。カラーは茜色?になっています。家全体が落ち着いたトーンなので、差し色としていい味を出しているかなと思っています。
下駄箱
郵便受け
下駄箱兼用のスペースに郵便物が落ちる仕組みになっています。一度玄関に下りないといけないのが少し面倒くさいですね。
靴置き
家族4人であれば十分なスペースです。靴だけでなく日常品なども置いています。来客スペースと分けているので、人目を気にせずにおけるのも良いですね。
床
「玉石洗い出し」という和風の床です。玄関なので砂や泥が沢山入ってくるんですが、デコボコで掃除し辛い…。最初に却下された洋風タイルにしておけば良かったなぁと思っています。
因みに玄関内床の水洗いは厳禁です。床面にも無垢材が出ているので、濡れてしまうとダメになってしまいます。
玄関扉
木製様のシンプルなタイプにしました。特段に主張のない玄関扉ですが、それが気に入っています。
表札
表札は自分達で後付けしました。今は、楽天などネットショップでオシャレで安い表札が沢山出ています。表札は小さいけれど、家の名刺代わりになる大切な物です。落ち着いてゆっくりと検討するのがおススメです。
壁に穴をあける必要はありますが、案外簡単に出来ますよ。是非、チャレンジしてみて下さい!