
【オススメ庭木】植えて育てて正直な感想
庭木紹介も第3回目
今回は庭木シリーズの第3回目になります。新築時に業者さんに植えてもらったものに加えて、自身でコツコツを植えていったものまであるんですが、こうやって書いてみると結構な数になっています。
イロハモミジ
特徴
紅葉を楽しめる代表的な庭木です。春先の涼しげな若葉から秋の紅葉まで様々な姿を見せてくれます。我が家では浴室の目の前に植えているので、休日に風呂に浸かりながら眺めるのが楽しみの一つになっています。
購入方法
「グリーンロケット」さんという通販サイトで購入しました。グリーンロケットさんからは4本の庭木を購入したんですが、最初に購入したのがイロハモミジだったと思います。
大型の庭木を自分で植えるのは初めてだったんですが、丁寧に説明がされているので問題なく植え付けることができました。葉を落とした休眠期に植え付けの出来る落葉樹は、失敗が少ないので初心者にもオススメです。
育てやすさ
古くから日本に根付いており、日本の風土にも合っているので、育てやすい庭木だと思います。ただ、幾つかの注意が必要な点もあります。
- 日当たりが重要⇒日光が不足すると紅葉の色付きが不十分になります。ただし、強い西日や極端な乾燥も苦手です。我が家では東側に開けた場所に植えて、半日だけ日光が当たる環境にしています。
- 肥料は不要⇒肥料を与えすぎると、樹勢は良くなるんですが紅葉がうまく出来なくなるようです。我が家では元肥(植え付け時)を除いて、一切与えていません。
- テッポウムシに注意⇒カミキリムシの幼虫であるテッポウムシの食害があります。幹に小さな穴を開けて内部を食い尽くしてしまいます。最悪の場合は枯死してしまうので早めの対処が必要となります。
- 徒長枝が多い⇒極端に枝が伸びてしまう「徒長枝」が多い印象です。ただ、木の特徴というよりかは、育成環境の問題なのかもしれません。
- 寒暖差が重要⇒寒暖差が大きい場所程、紅葉が鮮やかになります。残念ながら我が家は寒暖差が特に少ない地域なんですが、年によって違いはありますが、綺麗に紅葉はしてくれます。
ノムラモミジ
特徴
何といっても、最初から赤い葉を付けるところでしょう。緑に囲まれた中に赤い葉があると、差し色として庭に締まった印象を与えてくれます。
新緑(新赤?)の頃が最も綺麗な葉色をしているんですが、段々と赤から赤銅色へと色味が落ちていくのが残念なところでもあります。
購入方法
近所で開催されていた植木市で購入しました。大体、1000円前後だったと思います。
育てやすさ
上述した、イロハモミジと大きな違いはない印象です。幾つかの注意点を守れば、比較的育てやすい庭木だと思います。
シラカシ
特徴
冬場も葉を付けている常緑樹になります。落葉樹と比べると、葉色も濃く全体的に落ち着いた印象を与える木です。そしてドングリの木でもあります!我が家では浴室前に5本程で生垣を作って、目隠しとして利用しています。
購入方法
新築時に工務店が植え付けた庭木になります。
育てやすさ
春先にアブラムシの被害に遭いやすいですが、基本的には丈夫で育てやすい庭木です。ただ、成長が早くどんどん伸びていくので、剪定の手間はかかります。
我が家でも、あっという間に2階まで到達する程に伸びてしまって、剪定が大変(危険)な状況になっています…。
ドングリの木?
特徴
上述のシラカシと違って、秋には葉を落とす落葉樹になります。残念ながらドングリの実はまだつけてくれません。
購入方法
5年程前に家族旅行に行った際に拾ったドングリを植えたものです。あれよあれよと2階まで到達する高さまで育ってしまいました。
育てやすさ
ほぼ放置ですね。建物の北側なので環境も良くないんですが、問題なく育っています。
アジサイ
特徴
建物の北側にピンク系のガクアジサイを2種類、白系のガクアジサイを1種類、アナベルを1種類植えています。6月の開花時期が素晴らしいのは勿論ですが、葉だけの時期も涼し気な印象でとても気に入っています。
購入方法
最近は毎年のように魅力的な新種が店頭に並んでいますね。母の日を過ぎて、花の勢いが弱ってくると値段がガクンと下がってくるので狙い目です。我が家も値下げ商品狙いで2種類購入しました。その他は実家のアジサイを挿し木で2種類移植しました。
育てやすさ
殆ど手は掛かりません。春先の毛虫駆除、花後の剪定ぐらいでしょうか。特に挿し木に関しては、15cm程度のものが3年程で1mを超えるサイズに成長しました。
シマトネリコ
特徴
常緑樹ですが、涼し気な葉と洋風な葉の形をしておりオシャレな印象の庭木ですね。我が家では正面玄関前にシンボルツリーとして植えられています。
購入方法
新築時に工務店さんに植栽してもらいました。
育てやすさ
うーん、正直あまり満足していません…。以下に理由を列挙します。
- 冬場はみすぼらしくなる⇒寒さに弱く、冬場は葉を落としてしまうこともあります。葉を落とさないまでも、かなり弱々しい印象になってしまいます。温暖な地域の我が家でもこのレベルなので、その他の地域ではもっと顕著になりかもしれません。
- 綺麗に成長しない⇒横に伸びる枝が強くて姿が崩れがちです。環境や私の剪定技術の問題もあるんでしょうが、なんかしっくりこないんです…。一本立ちよりかは、株立ちの方が良かったかなと思います。
- 花後に汚れる⇒5月頃に白く小さな花をびっしりとつけます。花後は下に花がらが沢山落ちて汚れます。特に我が家はコンクリの上に落ちるので、汚れが目立ってしまいます。