
理想の土地探しはたった2つのことを実践
土地探しの条件
私は以下の条件で土地探しを行ってきました。
- 現在の行政地区(人口数十万の中核市)から離れない
- 地域の中心地(JR駅ビル)から遠すぎない⇒車で10~15分以内
- 1階リビングからでも見晴らしが良い
- 南側に建物が建たない
- 子供の通う小学校まで近い(安全な通学路)
- 家庭菜園で複数の野菜を栽培出来る
- 庭木(果樹)を複数植えることが出来る
- バーベキューや子供とボール遊びが出来る
- 海が見える
- 地域の花火大会が見える
以上の条件の土地を、予算「1000万円」以内で探していました。実際に土地探しをした方であれば分かると思いますが、非常に無謀な条件です…。でも、幸運にも全ての条件を満した土地を見つけることが出来ました。
土地探しの方法
私が家を建てようと決心してから、都合2年程かけて土地探しをしてきました。上段でも説明しましたが、幸運にも希望通りの土地を見つけることが出来たんですが、幾つかの取り組みが効果的だったのかなと思っています。
住宅メーカー(工務店)を先に決める
私は、かなり早い段階で住宅メーカーを決めていました。勿論、他の住宅メーカーも見て回ったんですが、ほぼ一目ぼれでした。妻も同意見でしたので、特に問題もなく決めることが出来ました。
先に住宅メーカーを決める最大のメリットは、土地探しに住宅メーカーの専門家が付いてくれるということです。土地の良し悪しは素人では判断出来ないことも多くあります。
不動産屋さんは土地売買に関して利害関係が絡むので(不動産屋⇒土地を売りたい)、全面的に信用は出来ませんでした。反面、住宅メーカーであれば基本的には家の売買が目的なので、土地購入に関しては適切なアドバイスをしてくれます。
自身で土地探しを行っていたんですが、加えて住宅メーカー担当者(営業の方)も別口で土地を探してくれました。つまり、2方向で土地探しを進めることが出来ました。また、私が探してきた土地も営業の方に見てもらい、アドバイスを受けていました(かなり却下されました…)。
今の土地は私が最初に見つけたんですが、変形地(斜めに高低差のある土地)でもあり、家を建てるイメージが湧かずに却下していました。その後、営業の方からも同土地の案内があったんですが、土地をそのまま利用するのではなく造成を加えるという提案でした。「その手があったのか!」と妙に感動した記憶があります。いざ土地が決まって、不動産屋さんとの契約する時にも営業の方が同席してくれました。色々とアドバイスをしてくれるので、とても心強かったのを覚えています。
グーグルアースとチャリンコ
グーグルアースで空き土地を見つけてから、チャリンコ(自転車)で実際に足を運んで確認していました。不動産屋さんの情報に乗っていない土地も結構ありました。
土地の所有者が個人で「売り土地」の看板を立てているケースもありましたし、看板がない土地でも、営業の方が土地の所有者を探して問い合わせてくれるケースもありました。
やはり、こちらも個人の力だけでなく営業の方の力を借りることが重要だったかなと思っています。
不動産屋さんの情報はアリ・ナシ?
サイト情報は鮮度が落ちる?
実際に複数の不動産屋さんサイトを見てもらうと分かるんですが、同じ土地の情報が各不動産屋さんから出ているケースが結構あります。
どういう事かと言うと、一般の人は利用出来ない不動産屋さん専用の土地情報サイトがあります。そこから、各不動産屋さんが情報を持ってくるという仕組みなようです。
つまり、サイトに出ている時点で情報の鮮度は落ちている(旨味のない情報)事が多いんですよね。良い情報は表に出す前に、早々にお得意さんなんかに流れている事も多いみたいです。
勿論、土地に対する価値観は人それぞれです。サイトに出ている情報が気に入れば、それが自分にとって「良い土地」なので何も問題はないと思います。
掘り出し物情報は慎重に
では、「掘り出し物ですよ♪」と出てきた情報は無条件に良い土地なのか?これも違うと思います。「ここだけのお得な話しです…」と、素人では判断が難しいことを悪用するケースもあるかもしれません。
逆に言うと、サイトに出ている情報は各不動産屋さんのチェックが入る状況なので悪用は出来ません。つまり、お得ではないけれども安心ではあるとも言えます。
まとめ
- 土地売買と利害関係が発生しない専門家についてもらう
- 私の場合は最初に住宅メーカーを決めた
- グーグルアースで見つけてチャリンコで足を運ぶ
- 不動産サイトは良し悪し⇒特徴を良く理解したうえで利用する