
簡単ダイコン栽培と箸が止まらぬはりはり漬け
春ダイコン?
我が家の冬場の寂しい畑で頑張ってくれてるのがダイコンです。9月のはじめに種を植えて、11月頃から収穫が可能となります。畑に植えたままでも保存が可能なので、2月中までは収穫をすることが出来ます。
「耐病総太り」という品種は、手が掛からずに簡単に栽培が出来る、大きなサイズで収穫出来る、畑で保存が出来る、美味しい、冬の食卓の需要を満たす、などなど。冬のダイコン栽培は特にオススメです。
ダイコンの葉
特に手を加えなくても立派なダイコンが収穫出来ます。抜きごたえのあるダイコンですね!
ダイコンの葉はその場で切り取ってしまいます。収穫したダイコンを葉が付いたままの状態で置いておくと、水分がドンドンとんでいき、あっという間にシワシワダイコンになってしまいます。
冬先の早い時期は葉も柔らかいので一緒に収穫するんですが、この時期は固くて食べられません(美味しくない)。捨ててしまうのは勿体ないので、畑の片隅でたい肥となってもらいます。
畑の隅に小さなスペースを作って、そこに枯れ葉やくず野菜を捨てていくと、そのうち立派なたい肥になります。「畑の循環」を作ることが出来るのでオススメです。
土を洗い落とすと、綺麗なダイコンになりました!
切り干しダイコン
まずは切り干しダイコンを作ります。あまり細かく切ると食感がなくなるので、大きなサイズでざく切りをします。このまま食べても瑞々しくて強い甘味を感じます。辛みは全くと言って良い程感じません。
ザルから溢れる程のダイコンですが、干してしまうと、かなり小さくなります。
切ったダイコンは軒先で干します。2,3日干せば、みずみずしさと柔らかな食感。1週間干せば甘味と歯ごたえを楽しむことが出来ます。自分で好みの干し加減を見つけるのも楽しいですね。
夜間は取り入れるように書いてあるレシピもありますが、干しっぱなしで構いません。暑い時期でなければ細かいことは気にする必要はありません!
はりはり漬け
出来上がった切り干しダイコンに熱湯をかけます。熱湯をかけることで、切り干しダイコンの臭み(きな臭さ?)をとることが出来ます。
醤油:砂糖:酢を4:3:2で作る漬け汁をベースに、お酒、ショウガ(チューブでも)、昆布を少々加えて火を通します。
最後に柚子こしょうを加えることで、辛みと柚子の香りがプラスされて、いいアクセントになります。
ご飯のお供に最高
漬け汁に漬けてから直ぐに食べることが出来ます。箸が止まらなくなります…。これ、ご飯のお供だけでなく、お茶請けやおつまみにも最高かもしれません!