
ウッドデッキをペンキで塗り替え【程よく手抜きで楽々】

実際に自宅のウッドデッキでペンキの塗り替えを行ってる私が説明します。
本日の内容
・楽々ペンキ塗り
・ペンキの種類
・養生はしない
・2度塗りはしない
・おまけ
・まとめ
楽々ペンキ塗り
結論からお伝えすると、値段の安いペンキで、養生をせずに、二度塗りをしなくても、しっかりとウッドデッキの状態を保つことができます。
しっかりと準備(下処理)をしてペンキを塗れば、もちろん文句のない出来栄えになると思います。
でも、大変なんですよね…。完璧にこだわるあまり負担になってしまうと元も子もありません!
大切なことは、定期的に継続してペンキ塗りを行うこと。その為に必要最低限の方法を説明していきます。
☞程々でOKな方向け
完璧を求める方には向かない方法かもしれません。下の説明は程々でOKな方に向けた説明になります。
ペンキの種類
ペンキは大きく分けて、4つの視点で分けていきます。
まずは、「浸透タイプ」か「造膜タイプ」に分けられます。
次に、「油性タイプ」と「水性タイプ」に分けることができます。
浸透タイプ
ペンキが木材の内部まで浸透して保護するタイプになります。
木目など自然な風合いを残せるうえに、内部まで保護出来るのが特徴です。
造膜タイプ
表面をペンキで覆うタイプになります。
表面を保護する機能は強いですが、ベタッとした印象になるうえに、ひび割れなどが起きた場合は、そこから雨が入ってダメージを受けてしまいます。
油性タイプ
水性タイプと比べて耐久性が高いことがメリットとして挙げられます。
反面、水性タイプと比べると、匂いがキツイ、塗りづらい(ドロドロ)、安全性が低い?ことがデメリットとして挙げられています。
ただ、最近の油性塗料はそういったデメリットもかなり少なくなっている印象です。
- 匂い→そもそも屋外で使用するモノなので、神経質にならない。ペンキが渇けば(1日程)かなり少なくなるし、1週間もすればほとんど分からない。
- 塗りづらい→水性タイプと変わらないサラサラなタイプもあります。
- 安全性が低い?→乾いてしまえば、そんなに神経質になる必要はない。
水性タイプ
メリット・デメリットが油性タイプと反対と思っていただいたら良いと思います。
オススメのペンキは?
ウッドデッキの状況によって使い分けるんですが、私の様に新築から定期的に塗り直しをするのであれば、「浸透・油性」がオススメです。
最もメジャーなウッドデッキ用ペンキは「キシラデコールシリーズ」ではないでしょうか?
もちろん、品質は間違いなしです。私も初めての時はこちらを買いました。
ただ、お値段も結構するんですよね…。
そこでオススメなのがホームセンターのPB商品です。品質は変わらずにお値段はかなり抑えることができます!
私の愛用ペンキは、地元民御用達の「ナフコシリーズ」になります☺
養生はしない
養生とは、ペンキが付いてほしくない場所にテープ(養生テープ)を貼って、ガードすることをいいます。
一般的には、ウッドデッキに接する壁や窓(サッシ)に貼ることが多いですね。
ただ、これも面倒くさいんですよね…。
ちょっと気を付ければ養生なしでもペンキ塗りは出来ます!
コツは小さめの筆でゆっくりと塗ること。これだけで案外うまく出来てしまします。
多少壁にも付きますが、誰も気づきません!そのうちに雨で流れてしまいます☺
2度塗りはしない
私が愛用しているペンキも、本来は2度塗りを勧めています。
そこで、最初の時は2度塗りをしていたんですが、これも面倒くさいしお金もかかるんですよね…。
2回目からは1度塗りに変えたんですが、全く問題ありません。
☞我が家のウッドデッキペンキ事情
我が家のウッドデッキは7年目(記事作成時)になります。ペンキの塗り替えは3回行っていますが、大きな問題は起きていません。
コツとしては、タップリと多めにペンキを塗ること。ペンキの剥げなどが目立つ場所は2度塗りを部分的に行ことになります。
おまけ
ささくれ立ち(小さなトゲ)があった場合は、事前に紙やすりなどで取っておきましょう。
ウッドデッキを下から支える「根太」も雨が溜まりやすいのでペンキを必ず塗りましょう。
隙間が狭いので、普通の筆だと入らないことがあります。
その場合は使わなくなった歯ブラシがオススメです。特に毛先の柔らかい子供用歯ブラシが使いやすいです☺
まとめ
- 値段の安いペンキで、養生をせずに、二度塗りをしなくても、ウッドデッキの状態を保つことができる
- ペンキの種類は浸透、造膜、油性、水性に分けることが出来る
- オススメは浸透・油性タイプ
- ホームセンターのPB商品は値段はお手頃で機能は変わらない
- 養生はしなくても、小さな筆でゆっくりと塗れば、それなりに出来る
- 2度塗りはしなくても、多めのペンキと部分的な2度塗りで充分可能
- ささくれ立ちは紙やすりで対応
- 根太のペンキ塗りは子供用歯ブラシがオススメ