
【実際にやってみた】障子張替えを行う「9」つのポイント
障子張替えは簡単
我が家にはリビングまわりに6枚の障子があるんですが、育ち盛りの男の子もいるので当然…。障子が破れる度に、100均の補修セットで対応してきたんですが、さすがに限界が来てしましました。
そこで、今回初めて障子の張替えを自分でやってみました。結果は「初めてでも簡単に出来る!」でした。ただ、実際にやってみて感じた「簡単に行うコツ」がありましたので、お伝えしていこうと思います。
障子紙の種類と値段
障子紙も幾つかの種類があるみたいです。一般的な和紙製のものやプラスチック製に加えて、色や絵の描かれたデザイン性の高いものまであるようです。
我が家では、障子の「耐久性」を重視してプラスチック製を取り付けることにしました。プラスチックってどうかなぁと思っていたんですが、適度な硬さがあって以外に扱いやすかったですよ。
障子張替えに必要な道具
障子の張替えには幾つかの道具が必要になります。それ専用の道具もあるので便利だと思うんですが、滅多にやらない障子張替えの為に専用の道具を買うのもどうかな…。ということで、今回は以下の道具を準備しました。
- カッターナイフ
- 定規
- 濡れタオル
- 両面テープ
以上です!
障子張替えを行う時の天気
障子張替えを行う時のおススメの時期は雨の日など湿度が高い日です。ご存知の様に障子は木と紙でできています。木や紙などは、空気中の水分を取り込んだり、放出したりすることで伸び縮みをします。
- 湿度が高い⇒伸びる(水分を吸収)
- 湿度が低い⇒縮む(水分を放出)
湿度が高い日に障子の張替えを行っていれば、その後、湿度が低くなっても障子紙は縮む方向に力が働きます。縮む方向であれば、障子紙は「ピンッ」と張りますので、ますますOKです。
逆に、湿度が低い日に張替えを行うと、その後、湿度が高くなると障子紙は伸びてしまい、結果、障子紙がたわんでしまうなど残念な結果になります…。
障子の張替え
まずは、障子を外します。これは簡単に出来ました。
障子枠に糊(のり)で付けられた障子紙だったので、水に濡らして糊を剥がしていきます。
いらない布切れなんかに水を含ませて使うと簡単でオススメです。濡らし過ぎると、障子紙が破れてしまいます。障子紙を剥がすときに面倒にボロボロになって面倒なので、慎重に行いましょう。
そんなに濡らさなくても簡単に障子紙を外すことが出来ます。
障子紙を剥がした後も糊や障子紙のカスが残っているので、濡らした布切れで綺麗に拭き取ります。画像の様に不要な靴下を手袋のようにして使うと、細かい場所も綺麗に拭き取れて便利ですよ。
風に当てて良く乾かします。
今回はプラスチック製の障子紙を張るので、糊ではなくて専用の両面テープを使います。両面テープには貼り方(順番)があるので間違えないようにしましょう。
- 横向きを全て貼る
- 横向きに貼った両面テープの上側の保護テープを外す
- 縦向きを全て貼る
- 縦向きに貼った両面テープの上側の保護テープを外す
いざ、新しい障子紙を枠に合わせてみると、ん…?寸足らずです。2cm程隙間でできてしまいます!どうやら、我が家の窓枠の高さは、通常よりも高いものだったようで、障子枠も当然高さが高いタイプのものだったようです。ホームセンターでも高さは1種類しかなかったので注意が必要ですね…。
家にあったマスキングテープを使って、隙間を埋めることにしました。どうです?それなりの感じには収まったでしょ?全部で2時間程はかかったでしょうか?今回は初めてでトラブルもありましたが、次回からは1時間もかけずに出来るかなという感じです。
張替えの完了した障子を元の場所に設置します。うん、特に違和感なく上々の仕上がりです!
まとめ
- 障子紙は紙製の他にプラスチック製もあり
- 必用な道具はカッター、定規、濡れタオル、両面テープの4点のみ
- 張替えは湿度の高い日(雨や曇り)の日がオススメ
- いらない靴下を使うと細かい作業もOK
- 障子は濡らし過ぎない⇒少しの水でも簡単に剥がれる
- プラスチック製は両面テープを使用
- 両面テープの貼り付け順番に注意
- 障子の高さが合わない場合あり
- 障子の張替えは意外に簡単⇒初回は苦戦するかも…